子どもの居場所になる学童保育室とは

こんにちは。高槻市承認民間学童保育室、アフタースクールにじのいえの宮尾智美です。

学童問題に関しては、新聞記事でもよく目にしますが、少し前ですが、こんな記事を見つけました。

題名が「我が子が学童にいきたくないと言い出した日」という記事です。原文は(こちら)

大規模化する学童に通う息子さんが言ったひとこと「狭いと心も窮屈になる」という言葉がきっかけで、そのお子さんのお母さんが今の学童保育の現場の問題を社会に対して問題提起するという内容でした。

いっきに読み進めていきましたが、私も、同感、そのとおりと強く感じる内容でした。

この記事を読んだ後、私もにじのいえを立ち上げる前の数年前に、同じことを思っていました。

今の日本の学童は全国的に大規模化が進んでいて、高槻市も然りです。一室45名定員(国の基準は40名ですが)を越え60名が入室してるところもあります。他自治体ではもっと多い人数のところもあります。狭いところにひしめきあって子どもたちが放課後毎日過ごしています。

この記事の子どもの声は今の学童の現場の問題や子どもたちの心の叫びだなと思いました。

私自身数年前、学童の現場を見たとき、現場で出会った子どもたちが、「学童おもしろくない」「やめたい」「お母さんが行けっていうから仕方なくきてるねん」などの声を聞きました。(もちろん子どもによって違います)

毎日放課後に過ごす場所なのに、そんなふうに思う場所って悲しいなと思いました。

これは、日本の制度が変わらないと根本的には変わらないことなのかもしれません。保育園だってそうですし、自治体は国が決めた制度に沿って各自治体ごとの制度を決め、運営しています。「今の現行制度のなかでできること」をしています。でも現場で聞こえてくる子どもたちの声は違います。現場は子どもたちの声に耳を傾けた形になっているのでしょうか。将来をになっていく子どもたちの保育や教育はずっとこのままでいいのでしょうか。

保育も教育も、本当に大人たちが子どもたちの未来を考えて本気で取り組んでいかないと、よい方向には変わっていきません。

国や行政がそれをすべてしてくれるなら、それにこしたことはありません。でもすぐには変わらないし、限界もあるのかもしれません。

それが無理ならば、微力であっても、自分にできることをしたいと思います。

子どもたちが「居場所として過ごせる学童保育室」「子どもたちが明日もいきたいと思える学童保育室」をつくりたい。だから私は、にじのいえを開設しました。

少人数で、家庭的な学童保育室。ゆったりと自由に、大切にされていることを実感しながら過ごすことができる場所。それがにじのいえです。

まだまだ足らない部分もあったり、まだまだ向上していきたいところがあります。数年前に、自分自身が聞いた「子どもの心の声」を忘れずに、今の子どもたちの「心の声」にも耳を傾けながら、子どもたちと一緒に日々を創っていきたいと思います。

こどもって、どんな環境だって過ごせるのかもしれません。今、自分が置かれている環境に慣れていくのかもしれません。大人の事情だってよく分かっています。仕方がないといえばそれまでかもしれません。でも、本当の心の声はどうですか。子どもたちの本音ってどうですか。

もっと、もっと、子どもたちが大切にされる世の中になってほしいと思います。