どのような想いで子どもたちと関わるか

こんにちは。高槻市承認民間学童保育室・NPO法人アフタースクールにじのいえの宮尾です。

にじのいえで子どもたちと関わる毎日。にじのいえの子どもたちのことを見ながら色々なことを感じます。30人いれば、30人同じ人はおらず、みんな違います。それでいいのだと思います。

私が保育で大事にしているのはまずは安全。子どもたちの命を守ること。そして「心」です。

子どもたちが、今どういった心の状態なのかな。うれしいかな。楽しいかな。しんどいのかな。つらいのかな。どんな気持ちで今この遊びを楽しんでいるんだろう。その「心」を見よう、感じようとする心を大事にしたいなあと思っています。

子どもたちは、自分の心を大事にできているかな。自分にうそはついていないだろうか。友だちの心も大事にできているかな。誰かに嫌なことをしていないだろうか。

一人ひとり誰もが尊重され、誰もが安心して過ごせる、そんな場でありたいと思っています。どの子の命も心も大事だからです。そう思う大人がここにはいるよ。ということが伝わるとうれしいなと思っています。

にじのいえには、保育に関わるスタッフが複数人います。毎年2回、私と面談をし、自身で自分の子どもたちへの関わり、仕事への取り組みを評価をしてもらっています。項目数は全部で、152項目。

そして、自由記述です。この自由記述の欄が、それぞれのスタッフの想いを感じ取れる項目で、一番重要視している部分であります。

保育は、例えば、小売業のように何個売ったとか、売り上げがどれだけだとか、数量化できない仕事なので、評価が難しいのですが、私は、スタッフの何を評価しているかというと、どういう想いで子どもたちと関わっているか。スタッフ自身の「気持ち・心・想い」を大事に捉えています。

自分で日々、自分の子どもへの関りはどうだったのか、自分で自分の気持ちを客観的に振り返ることができる力が大事だと思っています。その時の私の想い、子どもの気持ち、自分が感じている事、捉えた事を見つめ、言語化していきます。そのなかなか、他者からは見えない心の動きや、想いを時には、スタッフ間でシェアします。

「子どもたちとの関りで、感動したこと、うれしかたこと。自身の心が揺さぶられたこと(心が動いた)エピソードがあれば書いてください。」

 

 

 

 

「日々、どんなことを大事に想いながら、子どもたちに関わっていますか。」

 

 

 

 

その項目から、にじのいえで働くスタッフたちが、こんなふうに想いながら、子どもたちに関わってくれていることをうれしく思った、2019年度前期のスタッフ面談でした。

これからも、子どもも、大人も「心」を大事にしながら、子どもたちに関わっていきたいなと思います。

 

 

 

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