こんにちは。高槻市承認(第一号)民間学童保育室・NPO法人アフタースクールにじのいえの宮尾です。
にじのいえでは、毎年、年に一度は必ず、スタッフそれぞれに、自身の保育や仕事への取り組みを評価してもらう機会を設けています。
150項目からなる自己評価チェックシートに基づき、自分自身で振り返りをしてもらい、私と面談をし、後期の目標設定をします。目標設定をすることもひとつですが、私自身はスタッフが日々何を想い、何を感じながら、子どもたちに関わっているのか。にじのいえで働くことにやりがいや喜びを感じられているか。そんなところをお互いに確認したく、この時間を設けています。
いつも思うことは、にじのいえは、一つ目は、子どもたちが幸せを感じられる場であること。
二つ目が、それと同じくらいママ・パパの力になりたい。ママ・パパたちも大切にしたいこと。
三つ目が、にじのいえで働くスタッフも幸せであれること。
です。
日々子どもに関わるスタッフが、自分がしている仕事に誇りを持ち、やりがいを感じ、喜びを感じながら働けることは、きっとその気持ちが、関わる子どもたちに循環すると思っています。
今いるスタッフは、これまでに色々な職場を経験して、今にじのいえで働いています。
それぞれ、にじのいえで働き、4年から6年ですが、先日の面談でスタッフたちが「にじのいえは働きやすい」「にじのいえの仕事は自分の生きがいや喜びになっている」と言ってくれました。
そして、スタッフたちが、どんな想いで子どもたちと関わり、どんなことに心を動かされているのかを改めて知りました。
『私自身も子どもの環境のひとつであることを念頭に置き、子どもの心身を大切に同じ目線で温かく関わるように努めています。今後大人になっていく中で、様々な経験をすると思いますが、にじのいえでの思い出が安心できるものであれば、少しでも子どもたちの人生の力になれるのではないかと想い保育をしています。人と自分を信頼できる心を育てて、幸せに生きてほしいと願います』(4年目スタッフ)
『子どもたち一人一人はとてもよいところや個性を持っていて、それに触れたとき感動することはもちろんあるのですが、子ども同士の関わりや元々持っている課題に気づくことも正直あります。けれど、にじのいえでの時間を積み重ねるとともに、(子ども同士の衝突・スタッフとの関わり・他の子を見て学ぶなどから)その「課題」が素敵な個性に変わる瞬間があります。・・・大人としてはつい「制止」「修正させようとしてしまう課題」ですが、成長につながる大きな可能性が潜んでいることにとても感動します』(5年目スタッフ)
『コロナの状況の中で、学校でも、普段の生活でも制約されていることが多く、子どもも、大人も(親も保育者も)知らず知らずのうちに気持ちが疲れていることがある。その中でも、少しでも、おだやかに、いつもと変わらないように(声かけなどに気をつけ)ほっと、安心して過ごせるように空間を作り、共有したいと思います。子どもたち一人一人に個性があり、その個性をお互いに誰もが受け入れればと思い、関わっていきたいです。』(6年目スタッフ)
そんなふうに思いながら子どもたちに関わってくれるスタッフとともに、仕事ができることにあらためて幸せを感じます。
子ども・ママ・パパ・スタッフ。にじのいえにつながるすべての人たちを大切にしたい。
と、あらためて思います。