高学年の居場所として。

こんにちは。高槻市承認民間学童保育室・NPO法人アフタースクールにじのいえの宮尾智美です。

今週のおやつはよしえさんの「ぶどうゼリー」がありました!プルプルでおいしかったね。

中には、巨峰が何粒か入っていました!

 

 

 

 

 

今週も、おけいこ教室や、自主学習サポートクラスなど、それぞれプログラムがある子どもたちもいましたが、宿題をしたり、友だちとしゃべったり、遊ぶ時間もめいいっぱい楽しむみんなです。

こ~んな感じで、数名ずつテーブルを囲み、わいわい、会話を交わしながら、関わりながら遊ぶことを楽しむ子どもたちです。

 

 

 

 

こうやって、放課後に、いつもの場所で、いつもの友だちと、安心しながら遊べる時間を、やっぱり大事にしたいなと、あらためて思う時間でした。友だちと関わりながら、子どもたちはいろんなことを学んでいっています。

その中で、にじのいえでは4年生以上の高学年の子どもたちが10名弱ほどいます。

みんな、1年生から通っている子どもたちばかり!!

もう、かれこれ、4年目、5年目となり、今いる子たちにとっては、学校から「ただいま~」と帰ってくる「にじのいえという場所」は、彼らや彼女たちにとっては、当たり前の「日常」なのかな。。。とあらためて思うことがあります。

そうであったとしたら、うれしいな。と思いながら、今日は、高学年の子どもたちの様子を見ていました。

だいたい、こうやって、テーブルを囲み、「あ~、これ、難しい。めんどくさいな~」なんて言いながら宿題をしていたり・・・

 

 

 

 

「え、これ、学校で、もう習ったで。こうやで。」とお互い、教えてあげたり。

スタッフに、い~っぱい学校での出来事を話してくれる子もいます。

あらためて、大きくなった、高学年の子どもたちを見ながら、そして、時に、雑談している様子を見ながら、なんだか、子どもたちが、中学生や高校生ぐらいの感じに思える時もあったり、成長したな~。と、感じることもしばしば。です。

一般的に学童保育は、低学年の子どもたちが来る場所というイメージが強いですが、私は、にじのいえの場合は、そんな一般的な学童のイメージをとっぱらいたいと思っていて、にじのいえは、高学年の子どもたちにとっての「居場所」でもありたいと、強く思っています。

「預かってもらう場所」というよりかは、「居場所」というイメージです。

なぜなら、高学年の子どもたちの「居場所」というのが、社会でもあまりないんですよね。。

習い事や、塾はいっぱいありますが・・・。「居場所」っていえるところはあまりないような気がするのです。

正直言って、高学年にもなれば、一人でお留守番もできるし、行動もできる。でも、実は、子どもたちの内心は、寂しい時や怖い時もある。高学年の子どもたちのほうが、成長に伴い、体も心も変化していき、結構揺らぐ年齢なんじゃないか、実は、サポートがいるんじゃないかと思うことがよくあります。日々、こどもたちと接っしていての感覚です。

高学年になってからのほうが、友だち関係だったり、勉強だったり、思春期に入って行く過程の中で、色々悩むこともあって、子どもたちは体だけでなく心も揺らぎます。低学年の頃と比べたら、大きくなったとはいえ、まだまだ子どもなんですよね・・・

そんな時こそ、小さいころから自分のことを知っている「大人」がいる場所。

小さい時から一緒に過ごしてきた「友だち」がいる場所。

強がらなくても、飾らなくても、「居ることが出来る」場所。

なんだか、色々あるけど、いつものスタッフと、いつもの友だちと過ごしたら、な~んか、わからんけど、ちょっとほっとしたな。とか

すっきりしたな。とか、ちょっとでも心が軽くなったな。とか。

そんな風に感じて、明日もまたがんばろう~と思えたらうれしいな。と思います。

悩み、苦しい時こそ、帰って来れる場所でありたいなと思います。

にじのいえは、どんな自分であっても、「居れる」場所。でありたいなと思っています。

にじのいえを始めて5年目に入った今、色んな意味で揺らぐ思春期の子どもこそ、気にかけて、サポートしていく必要があるのではないかと。。そんなことを以前よりも思う、今週でした。

ちなみに・・・低学年の子どもたちも、本当に、よく遊んでいますよ~!彼らも、これから、どんどん大きくなっていくんだろうな~と。思いながら、見守っています~!

 

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