あらためて気づく。

こんにちは。高槻市承認民間学童保育室・NPO法人アフタースクールにじのいえの宮尾智美です。

10月に入り、次年度入室希望の方の見学が増えていますが、今年の見学の方は、「何年か前からにじのいえのblogを見ていました!」という方がたくさんおられ、見てくださっている方がいらっしゃるんだなあ~とうれしい気持ちでいっぱいになっています。ありがとうございます!

お忙しい中、ご都合をつけて、見学に来てくださる皆様、本当にありがとうございます。

10月に見学受付を開始したと同時に、この2週間で10組近くの方にご説明をしましたが、説明をしながら、にじのいえが何を大事にしながら保育をしているか。大事にしていきたいことは変わらない。ということを、私自身が再確認できる時間にもなっています。

「公設の学童よりも人数が少ないのはなぜか。」

「なぜ手作りのおやつや昼食を提供しているのか。」

「なぜ保護者会がないのか。」

「なぜ、おけいこ教室があるのか。」

そのすべてには意味があって、そのすべてが同じところに通じていることも再確認できます。

それは、にじのいえの理念にすべて通じています。

「働くママと子どもたちが幸せになれる社会へ」

です。

そのことを願ってにじのいえを立ち上げたので、その結果として今のスタイルになりました。

中でも、毎日、毎日の子どもたちの関わりにおいて私がもっとも大切にしたいこと。

それは「心」です。学校だって、どこだって、大人も子どもも評価されるし、結果が大事です。

それは大事な事ではあるけれど、「心」だって大事にされたいですよね。と思います。

にじのいえで、子どもたちが、今、何を思いながら、過ごしているのか。

「楽しい」「うれしい」「悲しい」「つらい」・・・

気持ちや感情には色々あって、今目の前にいるその子は、何を感じているのだろう。

一人で何かに取り組みながら、何を思っているだろう。

友だちと今これをしながら何を思っているだろう。

そんなことを思いながら、子どもたちの言葉を聞き、その時その時の表情を見ながら見守っています。

楽しいときだけでなく、友だち同士気持ちがぶつかり合ってケンカをしてしまった時。学校で何かあったとき。その時々で、子どもたちは色々な表情、姿を私たちに見せてくれます。

心って、気持ちって、目には見えないから、とても難しいです。子どもが発する言葉が本心でない時もあります。その奥にある想い。本当の感情にまで気づきたいなといつも思っています。

子どもたちは、まだ、小学生と言えども、言葉で上手に表現しきれない時もあります。

丁寧に聴いてあげることが大事だなと思います。

その子の心や気持ちを汲み取ろうという想い、その子の気持ちにできるだけ想いを寄せたいという気持ちが大人にあれば、ふとした表情や、いつもとの違いに気づくことができるようになるのかな。と思います。

子どもだって、いい時もあれば、そうでない時もあります。どんな姿もその子なのです。

ずっと一緒ってこともありません。必ず変化していきます。成長していきます。

できる、できない、結果や評価、目に見えることだけでなく、見えないことこそ大事にしたいなと思います。

どんなときでも「心」を大切にしてあげたい。

にじのいえはこれからも、そんなところでありたいな。と思います。

そんなことを、あらためて再確認している今日このごろです。

 

 

 

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