私の原点

こんにちは。高槻市承認民間学童保育室・アフタースクールにじのいえの宮尾智美です。

自分自身の振り返りを少し。

少し前のお話ですが、先日、高校時代(大阪女学院高校)の友人と先生に会う機会がありました。女学院時代の友人とは時々会って食事をしたり、お互いの近況を報告したりしているのですが、いつも思うのが「女学院の子たちって大人になってもパワフルで、ほんとにみんな生き生きと自分の人生を生きているな~」ということです。そして、先生たちはいつ会ってもおもしろいし、生き生きしているし、情熱をもって教師という仕事に励んでいるし、色んな話をしていても本当に勉強になるな。と感じます。

私が過ごした大阪女学院という学校は、本当に自由でのびのびとした校風でした。私も、そんな環境の中、生涯の友となるような友人との出会いと、大好きだったシンクロナイズドスイミングに打ち込むことができ、両親はもちろん、友人たちにも応援してもらえる環境で過ごすことが出来ました。素敵な先生方との出会いもありました。10代に多感な時期に、このような環境で過ごせたことは本当にありがたいことだったなと今になって改めて思います。

そして、私が今、にじのいえの子どもたちと関わっていて、改めて実感するのは、子どもたちと関わる時のベースになっているのは「この女学院での教え」であるなと感じます。

「ありのままの自分でいいよ」といつも認められていたこと。「あなたはあなたのままで素敵で愛される存在なんだよ」「みんな違って、みんないい」とお互いを認め合えるような環境であったこと。それぞれが好きなことに夢中になり、それを認め合える仲間と先生がいたこと。キリスト教教育を通じて、目には見えない大切なことをたくさん教えていただけたこと。目には見えない物のほうがはるかに大切だということを教えてもらったこと。今ではそれは私にとって、何にもかえることのできない宝物であると思います。

だから、子どもたちにもいつも話しているのが、「かけがえのない存在である自分の心と体を大切にしてほしい」ということ。そして、「かけがえのない存在である友だちの心と体も大切にしてほしい」ということ。自分も大切にしてほしいし、友だちも大切にしてほしい。

それが、みんなで大切にしたい、にじのいえのたったひとつの大きな約束です。

特に、自分の心や人の心(気持ち)は大切にしたいなあといつも思います。

にじのいえは、子どもも大人も誰もにとって、心地よい場所で、誰もが大切にされる場所でありたいと思います。

 

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