私が働く女性の力になりたい理由

こんにちは。高槻市承認学童保育室・アフタースクールにじのいえの宮尾智美です。

先日、前の職場の後輩の保育士の方がにじのいえを訪ねてきてくれました。私に会えてうれしいと、喜んでくれました。ありがたいことでした。

数年ぶりで突然の訪問に正直びっくりしたのと、前職場に対して塞いでいた思いが一気に溢れたという感覚になりました。前職場とはにじのいえを開設する前、16年間総合職として勤務していた社会教育団体です。

決断をして、にじのいえを開設したからこそ、今があり、幸せな毎日があり、起業してよかったと思っています。でも、その一方後輩や大切な仲間を残し、退職したので、どこかそのことに対して、申し訳ない気持ちを今日まで、ずっと抱えていました。

以前ブログにも掲載しましたが、大学卒業後、自分で選んで「ここだ!」と思い入職した団体だったので、大変でもとてもやりがいがあり、大好きでした。人間的にも素敵な先輩方との出会いもあり、人としても成長させてくれるような団体でした。

でも、育児休暇を取得したあとは、キャリアが中断してしまい、仕事と育児の両立に悩みはじめました。当時は、昇進するレールから完全に離脱したな・・・という感覚でした。結婚、出産する前までは「当時の組織の中で、女性初の園長誕生か」と期待されたこともあり、私も組織の中でどんどん仕事をし、結果を残し、昇進していきたといつも思っていました。

が、出産後の現実は違いました。子育て中、時短勤務する私が、長時間労働、休日出勤も当たり前の組織風土の中で、男性職員と肩を並べ、同じ土俵で働くことは難しかったのです。子育て中の女性総合職がほとんどいなかったので周囲の理解もまだまだ低かったように思います。それでも、できるときは遅くまで残り、退職する前の数か月は、21時過ぎての帰宅続き。残業残業の毎日でした。自ら新しいプロジェクトに参加したり、新しい事業を立ち上げたりもしましたが、なかなか、評価にはつながらないのが現実で、ついに、私は「この組織は自分がこれからもいる場所でないな」と、決断しました。

そして自分の幸せをもっと大事にしよう。と思いました。子どもとの時間を大事にしよう。と思いました。そして、随分と迷った上、退職をすることを決めました。決断した時は、ほんとうにこれでよかったのだろうかという想いがずっと残りました。(でもにじのいえを立ち上げた時、その想いは消えました)

自分の経験がすべてではないのですが、やっぱり女性がずっと仕事を続けていくことはたいへんなことだと思うのです。じゃあ、男性は大変でないかといえば、男性は男性なりに大変なこともたくさんあると思います。

でも、やっぱり、女性は結婚や出産などで一時的にキャリアが中断したり、働き方を一時セーブしたり、そしてなにより子どもの預け先も大きな問題で、保育園や学童をどうするか常にその問題に向き合い、突然の子どもの病気や呼び出し、仕事そのもの以外のところの課題ともずっと向き合い、調整しながら仕事と育児の両立をしてるのです。中には、最近よく聞く「ワンオペ育児」の状態で仕事と子育てを頑張っている働くママもいます。

そんな、状況でも、これまで続けてきた仕事を今も続け、頑張っている働くママを私は応援したいと思うのです。かつての私もそうだったから、同じ立場のそんな働く女性の力になりたいのです。だからにじのいえを立ち上げました。